Titel Perlen

「責任ある水資源の活用へ ~ 明確なコミットメント」

「世界水の日」特別インタビュー

毎年3月22日は、国際連合会議の定める「世界水の日」です。1993年から開始され、毎年3月22日には、世界中で水資源の開発・保全に関する普及啓発が行われています。

「世界水の日」は、1992年にリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議」において提案されその後1992年12月22日に開催された国連総会本会議において制定が決議されました。今年度の「世界水の日」に際し、ランクセス Webmagazineでは、液体高純化テクノロジーズビジネスユニットの責任者であるジャン-マルク・ヴェセルに話しを聞きました。

Jean-Marc Vesselle

Jean-Marc Vesselle

今年の「世界水の日」は、「水と持続可能な発展」をスローガンに開催されました。「世界水の日」において、ランクセスはどのような貢献をしていますか?

ヴェセル: ランクセス製品であるイオン交換樹脂(IX)と逆浸透(RO)膜エレメントは、水や他の液体からの脱塩、有害物質の除去を行うことができます。従って、これらの製品は、地球上の生命体が生きる上で必要不可欠な存在の1つである水を保護し、有効活用するため重要な役割を担っているのです。

地球表面の72%が水で覆われているにも関わらず、世界の多くの地域では水が不足しています。この内、97%の水は海水、2.7%は淡水ですが、飲料水として使用できるのはわずか0.3%となります。ランクセス製品はどのように飲料水問題の解決に貢献することができるのでしょうか?

ヴェセル: 一例を挙げてご説明しましょう。ランクセスは、海水の淡水化向けに開発した、逆浸透(RO)エレメントを提供しています。新しい逆浸透膜エレメントは、発売に先立ち、エジプトの紅海に位置する海水淡水化プラントで数ヶ月間にわたり実証試験が実施されました。同製品は、温度、塩濃度、pH値が変動する環境下においても、高い脱塩率を示します。したがって同製品は安定的に高品質の精製水(透過水)を供給することが可能です。

ランクセスは、イオン交換樹脂と逆浸透膜(RO)エレメントを製造しています。それらはどのような製品で、どのように作用するのかを簡単に説明して下さい。

ヴェセル: オンは微小の荷電粒子です。塩、酸、アルカリはイオンから成り、これらが水に溶解すると、ほぼ完全にイオンに解離します。イオン交換樹脂は、溶液から不必要なイオンを除去し、代わって同符号のイオンに交換します。このようにして水を軟水化することができるのです。

ろ過膜は、浮遊粒子、あるいは溶解物質除去向けのバリアとして使用されます。溶液が圧力をかけられ、ろ過膜を通る際、除去すべき粒子の大きさに応じて、(粒径の大きい順に)精密ろ過、限外ろ過、ナノろ過、逆浸透とは使い分けがされます。逆浸透膜は、個々の分子/イオンまでも水から除去でき%